2021.08.26
低糖質な食材とは?合わせる食材の糖質の目安も紹介
糖質を摂りすぎると、余った分が皮下脂肪や内臓脂肪として蓄えられて太る原因となるため、ダイエットや生活習慣病を予防するためには、「低糖質」の食材を使った食事を心がけることがとても大切です。
ただ、日々忙しい生活をしていると、毎日の食事を管理するのは簡単なことではありません。
そこでおすすめなのが、「低糖質」の食材をたくさん使用して作られた、健康管理食ジョイントの「糖質制限食」です
この記事では、「低糖質」な食材や、合わせる糖質の目安など、ジョイントの糖質制限食の特徴と合わせてご紹介します。
低糖質とは?
「低糖質」とは、炭水化物から食物繊維を除いたものを指す「糖質」の含まれている量が低いこと。
低糖質の食材を使った食事を心がけて糖質の摂取量を控えると、血糖値の上昇が抑えられてインスリンの分泌量が減るため、脂肪が付きにくく太りにくい身体への体質改善が期待できます。
糖質は、日々の活動で消費するエネルギー源となる、生きていく上で重要な役割を担っている栄養素。
ただ、糖質を摂りすぎると、血糖値が急に上昇してインスリンが大量に分泌されるため、余分な血糖が脂肪に変えられて蓄積されます。
つまり、脂肪を減らすためには血糖値の上昇を抑えるのがポイントであり、低糖質の食事は、ダイエットはもちろん、生活習慣病の予防や改善にもおすすめなのです。
低糖質な食材とは?
糖質制限をするためには、低糖質な食材を使うのが効果的。
まずは、糖質制限にぜひ取り入れたい、低糖質の食材を見ていきましょう。
肉類
たんぱく質が多く含まれる肉類は、基本的に低糖質の食材。
牛肉、豚肉、鶏肉などの肉の種類に関係なく糖質が低く、脂身の部分であっても、赤身の部分の糖質量とほとんど変わりはありません。
ただ、砂糖などの糖質が含まれるハムやウインナーなどの加工肉や、つなぎにパン粉などを使うハンバーグは糖質量が高くなるため、純粋な肉を選びましょう。
魚介類
肉類と同様にたんぱく質が豊富な魚介類も、低糖質としておすすめの食材。
白身魚、青魚など、魚の種類に関係なく糖質量が低く、たっぷり食べても問題ありません。
ただ、砂糖や小麦粉などが使われているちくわやかまぼこなどの練り製品、砂糖やみりんを使った煮つけなどの料理は、糖質が高いので控えましょう。
大豆製品
植物性たんぱく質が豊富な大豆製品は、カロリーも抑えられるダイエットにおすすめの低糖質の食材。
マグネシウムや鉄などのミネラル類も豊富で、女性ホルモンと似た働きをするイソフラボンも含まれています。
ただ、糖質が高いタレや調味料を多く使う調理法には注意しましょう。
キノコ類
食物繊維が豊富なキノコ類は、付け合わせはもちろん、料理のかさ増しとしても利用できる、満足感も得られる低糖質の食材。
腸内環境が整えられて代謝が良くなるため、ダイエットにはおすすめの食材です。
調理する際には、糖質の高い調味料を使うのは控えて、素材の風味を生かしたシンプルな味付けを心がけましょう。
ナッツ類
ナッツ類は、コレステロールや血圧を下げる効果が期待できる「不飽和脂肪酸」も含まれている、食べ応えもある低糖質な食材。
空腹を感じた時の、間食としてもおすすめです
ただ、ナッツ類に含まれているのは良い脂質ながらもカロリーは高めなので、食べすぎには注意しましょう。
野菜類
野菜類は、食物繊維やビタミン、ミネラルも豊富な、ダイエット中には積極的に摂りたい低糖質の食材。
ただ、野菜の種類によって糖質量に差があるため、注意しなくてはいけません。
低糖質なのは、ほうれん草やブロッコリーなどの緑色野菜。れんこんやごぼうなどの根菜類は糖質が高いため、食べすぎには注意しましょう。
卵
卵は、完全栄養食とも言われるほどに栄養が豊富な、食物繊維以外のほとんどの栄養が含まれている低糖質の食材。
たんぱく質が豊富でカロリーも低く、幅広い料理に使えるダイエットにおすすめの食材です。
卵を料理や調味料にプラスすれば、ボリュームがアップして味にもコクが出るため、満足感が得られるでしょう
低糖質な食材と合わせる糖質の目安
糖質制限を無理なく継続させるためには、低糖質な食材を使用した料理に合わせる、主食の量にも注意しなくてはいけません。
1日の糖質の推奨摂取量は、1食あたりの糖質量(20~40g)×3食に、間食の糖質量10gを含めた、70~130gだと言われています。
例えば、茶碗1杯のご飯(約150g)の糖質量は55.2gとなるため、3食摂ると165.6gとなり、主食だけで糖質量がオーバーしてしまいます。
ご飯の量を半分にすれば、3食で82.8gとなり、1食15g程度の低糖質の材料を使ったおかずと一緒に摂れば、理想的な糖質制限のメニューになるでしょう。
食パンの場合は、6枚切り1切れの糖質量は26.6gですから、1食1枚程度がおすすめです。
ジョイントの糖質制限食は低糖質な食材がたくさん
ジョイントの糖質制限食は、低糖質な食材をたくさん使用した、糖質量が15g以下に抑えられたおかずが用意されています。
糖質量が考えられたメニューは、単位の計算をする必要がないため手間がかからず、手軽に血糖コントロールができます。
無理なく糖質をコントロールして、リバウンドがないダイエットを成功させるためには、1日の糖質量が100g以下にならないようにすることが大切。
主食となるご飯やパン、麺類など100gを目安に摂れば、無理のないダイエットで健康的な身体作りが目指せるでしょう。
まとめ
糖質が抑えられる「低糖質」の食材は、糖質制限のメニューにはぜひ取り入れたい食材。
ジョイントの糖質制限食は、おすすめの低糖質の食材をたくさん使ったメニューが豊富に用意されています。
手間がかかる食事制限の単位の計算も、ジョイントの糖質制限食を利用すれば食事管理も安心。
毎日の食事から血糖をコントロールして、健やかな身体作りを目指しましょう。
管理栄養士馬塲 耕造
1950年生まれ。国立循環器病研究センター 栄養管理室長、大阪刀根山医療センター 栄養管理室長、関西福祉科学大学 福祉栄養学科 客員教授。現在、優れた知見をもとに当社商品の監修と管理栄養士の指導を行い、お客様の栄養相談も行っている。