和食は低糖質?食材や調味料・調理法の工夫を解説 - 健康管理食ジョイント

2021.06.24

和食は低糖質?食材や調味料・調理法の工夫を解説

和食は低糖質?食材や調味料・調理法の工夫を解説
馬塲 耕造
監修

馬塲 耕造

「糖質」とは、体内に取り込まれると血糖値を上げる作用がある、炭水化物の一部のこと。
糖質を過剰に摂取すると血糖値が急激に上がり、糖を脂肪に変える働きがあるホルモンの「インスリン」が分泌されるため、脂肪が蓄えられて肥満につながり、生活習慣病などを引き起こす可能性があります。
ダイエットはもちろん、生活習慣病を予防して健康な身体を維持するためには、糖質の摂取量を制限することはとても重要。
「低糖質」の和食は、糖質制限にピッタリのメニューです。

この記事では、低糖質の食事を届けてくれる健康管理食ジョイントのおすすめの和食メニューを、低糖質な和食の食材や調味料・調理法などと合わせて、詳しく解説いたします。
もくじ

和食は低糖質?

主食・主菜・副菜・汁物の「一汁三菜」が基本スタイルの和食は、栄養バランスに優れて糖質も抑えられたおかずが摂取できる、低糖質の食事です。

和食の主菜には、たんぱく質が豊富な肉や魚、豆腐など、そして副菜には、ビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富な野菜や豆類、キノコ類など、糖質が気になる方におすすめの低糖質の食材が使われています。

また、焼く・煮る・和えるなど、和食の基本となる調理法は、糖質が高い調味料の使用や油を使うことも少ないため、カロリーも抑えられるというメリットがあります。

ただ、和食というと主食がご飯のため、糖質が高いのでは?と考える人もいるかもしれません。

しかし、複数のおかずが用意されて見た目が豪華な和食のスタイルは、ご飯の摂取量を減らしても満足感が得られるため、糖質のコントロールがしやすく低糖質の食事にピッタリなのです。

 

和食の中でも低糖質なメニューは?

和食の中でも低糖質でおすすめのメニューは、アジの干物・ほうれん草のおひたし・豆腐の味噌汁など。

素材自体が低糖質な魚類の干物は、調味料を使わずに焼くだけなので、糖質がほとんど気になりません。

また、ほうれん草などの葉物野菜も低糖質、さらに、日本ならではの発酵食品である味噌には、免疫力アップ、整腸作用などの優れた健康効果があり、低糖質の代表格でもある豆腐を使えば、理想的なメニューが完成します。

和食の食材や調味料で低糖質なものは?

和食の食材で低糖質なのは、大豆製品・緑黄色野菜・キノコ類・肉・魚など。

豆腐や納豆などの大豆製品は、食べ応えもありダイエットにもおすすめです。

また、緑色の濃い葉物野菜やキノコ類はカロリーも低いため、たくさん食べても問題ありません。

肉や魚は、健やかな身体作りには欠かせないたんぱく質が豊富な食材。

たんぱく質は筋肉を作る元でもあり、筋肉量が増加すれば基礎代謝も上がり、痩せやすい身体作りが期待できます。

和食の調味料で低糖質なのは、酢・醤油・マヨネーズ・だし・味噌・オリーブ油など。

卵・酢・植物油が主原料のマヨネーズは、炭水化物が入っていないため糖質は高くありません。

ただ、カロリーオフタイプの物は普通のタイプの物よりも糖質が高いため、使用する時には普通のタイプのマヨネーズを選びましょう。

味噌は、米麹が使われている「麹味噌」よりも、豆と塩だけで作った「八丁味噌」のほうが糖質が低いためおすすめです。

また、糖質がほとんど含まれていないだしやオリーブ油は、低糖質の万能調味料です。

 

和食の調理法で低糖質なものは?

和食の調理法で低糖質なものは、焼く・和えるなどのシンプルな方法。

 

ポン酢や味噌、醤油などの低糖質の調味料を使えば、物足りなさもなく糖質が高くなる心配がありません。

また、糖質がほとんど含まれないだしで、しっかりとうま味を利かせた調理法も、和食ならではの素材の味が堪能できておすすめです。

 

糖質制限食ジョイントおすすめの和食メニュー

糖質制限食ジョイントには、和食ならではの調味料を使った、低糖質のメニューが用意されています。

栄養バランスを考えて作られた、手軽に食べられるおすすめの和食メニューをご紹介します。

 

ポークソテー和風オニオンソース

 

エネルギー 糖質 たんぱく質 食塩相当量
250kcal 14.9g 17.9g 1.9g


低糖質で高たんぱくの豚肉をソテーして、あっさりとした和風仕立てのオニオンソースをトッピングした和食料理。

キノコや野菜類もたっぷりと使用されているためバランスも良く、しっかり食べてもカロリーが気になりません。

副菜として、きのこの味噌炒め・炊き合わせ・もやしのゴマサラダが入り、和風ならではの風味が楽しめます。

 

サワラの西京焼き

 

エネルギー 糖質 たんぱく質 食塩相当量
269kcal 15.0g 16.9g 1.9g


低糖質のサワラを西京味噌に漬けて焼いた、味噌のうま味がしみ込んだ和食料理。

だしのうま味を活かした味付けなど、素材そのものの美味しさが感じられる工夫がされています。

副菜として、糸こんにゃくの金平・厚揚げと大根の生姜あんかけ・茄子の塩だれがらめが入り、ボリュームがありながらもカロリーが控えめです。

 

豆腐ハンバーグおろしポン酢

 

エネルギー 糖質 たんぱく質 食塩相当量
237kcal 12.6g 14.2g 2.0g


肉の代わりに低カロリー高たんぱくな豆腐を使った、ダイエットにもピッタリの和食料理。

たんぱく質が豊富な素材が多く使用されているメニューは、栄養バランスも抜群で満足感が得られます。

副菜として、きのこのソテー・白菜の卵とじ・蒸し鶏のサラダが入り、見た目も豪華に仕上がっています。

 

マスのちゃんちゃん焼き

 

エネルギー 糖質 たんぱく質 食塩相当量
246kcal 15.0g 17.4g 1.9g


マスと野菜を焼いて調理をした、野菜の甘みがしっかり感じられる日本の郷土料理でもある和食料理。

焼き物・和え物・煮物など、調理法もさまざまな一品が一緒になった、和食の美味しさが堪能できるメニューです。

副菜として、こんにゃくのピリ辛煮・大根のそぼろあんかけ・菜の花の和え物が入り、色どりも鮮やかで食卓を楽しくしてくれます。

 

まとめ

低糖質の食材や調味料を使ってシンプルな調理法で作られている和食は、栄養バランスに優れた健康管理にはおすすめのメニュー。

健康管理食ジョイントには、低糖質の和食を使ったメニューが豊富に用意されています。

糖質やカロリー計算の手間をかけずにダイエットや糖質制限ができるジョイントの低糖質の和食で、効率良く理想的な身体作りを目指しましょう。

馬塲 耕造
監修株式会社ジョイント
監修馬塲 耕造

管理栄養士馬塲 耕造

1950年生まれ。国立循環器病研究センター 栄養管理室長、大阪刀根山医療センター 栄養管理室長、関西福祉科学大学 福祉栄養学科 客員教授。現在、優れた知見をもとに当社商品の監修と管理栄養士の指導を行い、お客様の栄養相談も行っている。