商品紹介
2022.03.09
高齢者向けの美味しい宅配弁当を紹介!上手く活用して日々の食事を楽にしよう
- もくじ
高齢者に必要な栄養素って?
いつまでも健康でいるためには、80代でも20代の頃と変わらない栄養素が必要です。また、高齢だからこそ積極的に摂りたい栄養素もあります。日々の食事で健康を保つために、高齢者に必要な栄養素を詳しくみていきましょう。
体を作るたんぱく質
フレイル予防のため1日に必要なたんぱく質の量は75歳以上の男性が91g、女性は72gです。90gのたんぱく質を摂るためには、卵は13個、牛ステーキが833g、納豆だと12パック食べる必要があります。主食のごはんなども含めて3食でバランスよく、肉・魚・乳製品・大豆製品・卵・野菜類を摂取し、おやつでもたんぱく質を含む品を摂りましょう。
エネルギーを保つ糖質と脂質
元気に活動するためには、エネルギーを作る糖質と脂質が必要です。必要量が取れないとエネルギーが不足して元気がなくなるだけでなく、脳の活動にも影響が出てしまいます。1日の食事の中で、ご飯4膳、食品に含まれる脂質・糖質以外に油やバター大さじ1、砂糖大さじ1程度の摂取が必要です。
体の調子を整えるビタミン・ミネラル・食物繊維
野菜や果物、きのこ類や海藻類に含まれるビタミン・ミネラル・食物繊維は、体の調子を整え免疫力を上げる働きがあります。1日に必要な栄養素を摂るためには、野菜(きのこ類を含む)350g、果物200gが必要です。毎日の食事の中で、これらの食品を積極的に摂りましょう。また、海藻類はミネラルや水溶性の食物繊維が豊富なので、食事に1品目加えるのがおすすめです。
DHAとEPA
青魚に含まれるDHAとEPAには、血液をサラサラにしたり眼や心臓や脳を守ったりする働きがあります。1日のうち1食は、以下の魚をメインにした食事にすることをおすすめします。
- サンマ
- イワシ
- アジ
- 鯖
- 鮭
乳酸菌とビフィズス菌
高齢になるとどうしても腸の働きが悪くなり、便秘や下痢になる人が多いです。腸内環境の乱れは、免疫力が落ちたりホルモンバランスが崩れたりする原因にもなります。ヨーグルトや味噌などの発酵食品には乳酸菌やビフィズス菌が多く含まれているので、食事に積極的に取り入れてください。
高齢者向けの食事の種類
高齢者でも食事の種類を工夫すれば、どんな食材でも美味しく食べられます。ここでは、高齢者向けの食事の種類を紹介します。
肉・魚・卵・乳製品
たんぱく質が多く含まれている食品です。特に卵は栄養バランスのよい完全食品といわれているため、積極的に取り入れるようにしてください。肉や魚は噛みにくかったり飲み込みにくかったりするので、調理方法を工夫しましょう。牛乳やチーズ、ヨーグルトなどの乳製品は、1日の食事の中で1食は使うとよいでしょう。
ミンチにする
つくねや肉団子、ハンバーグ、つみれなどであれば、噛む力が弱っていても食べられます。野菜やきのこなどを細かく刻んで一緒に混ぜれば、栄養バランスを整えられるでしょう。
蒸し料理
噛みにくく飲み込みにくい肉や魚も、蒸すことで柔らかくふっくらと仕上がります。 とろみのついたあんをかけると、さらに飲み込みやすくなるのでおすすめです。
煮魚
身が柔らかくなるので、噛む力もさほど必要なく飲み込みやすいです。薄味にして汁を増やすと、さらに食べやすくなります。焼き魚はパサついて食べにくいという人におすすめです。
煮込み料理
肉を柔らかく煮込んでとろみをつけるため、高齢者でもとても食べやすくなります。ビーフシチューやホワイトシチューなどは、肉と野菜を一緒に煮込むので、栄養バランスのよい一品です。市販のルーの脂質や糖質、カロリーが気になる人は、トマト缶や柔らかい味噌を使用して煮込むとよいでしょう。脂質や糖質、カロリーをカットしてあるものを使うのもおすすめです。
卵料理
料理の幅が広く、手軽にたんぱく質を摂りやすい食品です。オムレツやスクランブルエッグ、卵焼きなどメニューも豊富なので、食べやすい柔らかさで調理して積極的に摂りましょう。
ご飯・パン
一度に摂りすぎると血糖値の上昇やカロリーオーバーになってしまいますが、少なすぎても活力低下の原因になります。毎食適量食べて、炭水化物をきちんと摂りましょう。
野菜・果物・きのこ類・海藻類
ビタミンやミネラル、食物繊維、ファイトケミカルスが豊富に含まれており、体の調子を整えるのに役に立つ食品です。なるべく多くの種類を食べることで、栄養バランスを整えられます。日本人の野菜の摂取推奨量は350g、果物は200gですが、どの年代も不足しています。高齢になって食事の量が少なくなるとますます不足するので、食べやすく工夫して積極的に摂りましょう。
野菜
野菜はサラダよりも、茹でる、蒸す、煮るといった調理方法で嵩(かさ)を減らして柔らかくすることで摂りやすくなります。煮物やおひたし、蒸し野菜のほかに、スープや味噌汁にするなど工夫して摂りましょう。
果物
果物には、ビタミンやファイトケミカルスが豊富に含まれています。おやつを果物にするなどして、1日の目標量をしっかりと摂るように工夫してください。
きのこ類
きのこにはミネラルや免疫力を上げるビタミンDなど、体の健康を保つのに役に立つ栄養素が豊富に含まれています。どんな料理にも合うのですが食物繊維が多く噛みにくいので、細かく刻むなどして調理すると食べやすくなります。
高齢者向けの宅配弁当のメリット
毎日の調理やメニューを考えるのが、負担になることもあります。そのようなときには、高齢者向けの宅配弁当を利用してみましょう。ここでは、高齢者向けの宅配弁当のサービスを利用するメリットを紹介します。
栄養バランスがよい
高齢者向けの宅配弁当は、管理栄養士監修の下でメニューを組み立てられているものが多いです。管理栄養士監修の宅配弁当であれば、1日の中で必要な栄養素をバランスよく摂れます。
食べやすく作られている
噛む力や飲み込む力が弱くなっていく高齢者にとって、食事の柔らかさは大きなポイントです。せっかくの料理も、噛んだり飲み込んだりすることが大変だと美味しさが半減してしまいます。高齢者向けの宅配弁当であれば、柔らかさを考慮して作られています。また、とろみをつけた飲み込みやすいメニューも豊富です。
調理が楽にできる
高齢者向けの宅配弁当は、冷凍で届くものが多いです。電子レンジを使用するだけなので、手軽に食事を楽しめるのも大きなメリットといえます。
メニューが豊富
高齢者向けの宅配弁当はメニューのバリエーションが豊富なので、いろいろな料理を楽しめます。宅配弁当の会社によっては旬の食材を使ったメニューを組み立てているので、手軽に季節にあった食事を楽しめます。
高齢者向け宅配弁当を選ぶポイント
手軽に食事を楽しめる高齢者向けの宅配弁当には、いろいろな種類があります。 健康のことを考えて飽きずに食事を楽しむためには、選び方が大切です。ここでは、高齢者向けの宅配弁当を選ぶポイントを紹介します。
自分の健康状態にあったものを選ぶ
高齢者向けの宅配弁当には、いろいろなタイプがあります。表記されている栄養成分やカロリーを確認し、自分や家族の健康状態にあったものを選びましょう。食事の柔らかさも、あわせてチェックしてください。
保存可能かどうか
高齢者向けの宅配弁当を選ぶときには、保存できる期間も大切です。せっかく届いても、体調などの問題で食べられないこともあります。冷凍の宅配弁当であればある程度保存できるので、無駄になりません。
配送地域
常温で届く高齢者向けの宅配弁当は自社で作り配達していることが多いので、配送地域が限定されているものが多いです。冷凍の高齢者向けの宅配弁当は配送業者が配達しているので、ほとんどが全国に配送できます。
サービス
どんなサービスがあるのかも、事前にチェックしましょう。以下のようなサービスがあると、安心して申し込めます。
お試し
高齢者向けの宅配弁当は、味の好みや食べやすさ、食事の量なども大きなポイントになってきます。高齢者向けの宅配弁当業者では、お試しサービスを行なっている会社もあるので利用するのがおすすめです。お試しサービスがなくても都度注文できる業者であれば、気軽に試せるでしょう。
変更
高齢者向けの宅配弁当を申し込んだ後に、配送先などを変更する必要が出てくることもあります。以下のような変更にスムーズに対応してくれるかどうかは、事前に確認しておきましょう。
- 配送先の変更
- 支払い方法の変更
- 一時的にサービスを停止する
- 配達日や時間の変更
美味しい宅配弁当を紹介
ここでは毎日の食生活を手軽に楽しむための、美味しくて人気のある高齢者向けの宅配弁当を紹介します。
健康管理食ジョイント
株式会社ジョイントが運営する、宅配弁当サービスです。ジョイントは全国150以上の病院や施設で、管理栄養士の監修した食事を提供しています。野菜をふんだんに使い、味はもちろん栄養バランスや食べやすさ、彩にも配慮した宅配弁当を作っています。冷凍保存できるので、手軽に安心して毎日の食事を楽しめるでしょう。
高齢者食 多幸源Ⅲ
栄養バランスがよく、ボリューム感もたっぷりの高齢者向け宅配弁当です。食材の柔らかさに配慮し、調理をしています。噛む力が弱ってきたり食べ物を飲み込むのが難しくなってきた人でも、固さがあるものは薄切りにするなど食べやすく作られています。
やわらか食
歯茎で潰せるくらいの程よい柔らかさの高齢者向け宅配弁当です。栄養バランスや柔らかさだけでなく、彩りを考えて見た目でも食事を楽しめるように作られています。
手軽で美味しい宅配弁当で、日々の暮らしを楽にしよう
高齢者にとって、元気と健康を維持するためには毎日の食事がとても大切です。高齢者向けの宅配弁当を利用すれば、栄養バランスやメニューを毎日考える必要がありません。手軽で美味しく栄養バランスに優れた高齢者向けの宅配弁当を上手に利用して、日々の暮らしを楽にしましょう。
管理栄養士馬塲 耕造
1950年生まれ。国立循環器病研究センター 栄養管理室長、大阪刀根山医療センター 栄養管理室長、関西福祉科学大学 福祉栄養学科 客員教授。現在、優れた知見をもとに当社商品の監修と管理栄養士の指導を行い、お客様の栄養相談も行っている。