2021.09.21
低糖質なら高カロリー食品も気にしなくていい?
脂肪が燃焼しやすく太りにくい身体を作るためには、低糖質の食事を心がけることがとても重要、低糖質のメニューであれば、高カロリーであっても気にする必要はありません。
糖質制限食ジョイントには、ダイエットや健康管理におすすめの低糖質のメニューが豊富に用意されています。
ここでは、糖質制限中でも安心して食べられる低糖質高カロリーの食材と合わせて、糖質制限食ジョイントの、低糖質高カロリーの食材を使ったおすすめのメニューをご紹介します。
低糖質とは
「低糖質」とは、生きていく上で必要なエネルギー源となる重要な栄養素である「糖質」の含有量が少ないこと。
低糖質の食材を使用した「糖質制限食」は、脂肪の蓄積を抑えて太りにくい身体を作るために効果的な方法であり、ダイエットはもちろん、生活習慣病の予防や健康維持を目的とした食事としても取り入れられています。
糖質を摂取すると、血液中の糖質(血糖)の濃度が上がり、糖質を細胞に取り込むように指令を出すホルモンの「インスリン」が分泌されます。
インスリンは、糖質を身体に取り込んで身体を動かすためのエネルギーとして消費されますが、余った糖質は、脂肪として身体に蓄えられてしまいます。
でも、低糖質の食材を使用して糖質制限を行えば、糖質を余分に摂りすぎないため、脂肪として身体に蓄積されません。
糖質の摂取を抑えれば、インスリンの働きが穏やかになり、糖質制限を厳しくすると糖質の代わりに脂質やたんぱく質がエネルギー源として使われ、脂肪が燃焼され太りにくくなるのです。
糖質とカロリーの関係
「カロリー」は、身体を動かすためのエネルギーであり、「糖質」もエネルギー源の一つ。
「糖質」「脂質」「たんぱく質」の3つの栄養素がエネルギー源になりますが、優先的に消費されるのが「糖質」です。
ダイエットというと、多くの人はカロリーを抑えたメニューを選んでいます。
しかし、人の身体は、糖質が優先的にエネルギーとして消費され、糖がなくなってから脂肪が消費されるため、いくらカロリー摂取を減らしても、糖質が高ければ脂肪が燃えてくれません。
つまり、脂肪を効率良く燃やして太りにくい身体を作るためには、カロリーばかりを気にするのではなく、低糖質の食事を心がけることが大切なのです。
糖質の摂取を控えれば、脂肪が燃焼しやすい身体に変わり、ダイエットにつながるというわけです。
低糖質高カロリーの食材とは
物足りないというイメージがある糖質制限食も、低糖質高カロリーの食材を取り入れれば、見た目のボリュームが出て味にもコクがでるため、満足感があるメニューに仕上がります。
ここでは、糖質制限中でも安心して食べられる、低糖質高カロリーの食材をご紹介します。
アボカド
高カロリーなアボカドの糖質は、100gあたり0.9gと低糖質の、和食にも合う食材。
同じく糖質の低いマグロと和えれば、見た目にオシャレな低糖質のメニューが完成します。
厚揚げ
厚揚げの糖質は、100gあたり0.2gと、低糖質の優等生とも言える、たんぱく質も豊富な食材。
揚げてあるため食べごたえもあり、チーズとの相性も良く幅広い料理に使えます。
豚バラ肉
豚バラ肉の糖質は、100gあたりなんと0.1gと実に低糖質な食材。
野菜と一緒にしゃぶしゃぶにすれば、栄養バランスも整ったメニューになり、たくさん食べられて満腹感も得られます。
チーズ
カロリーが気になるチーズも、100gあたり1.3gと低糖質。
料理に少し加えただけで味にコクがでますし、おやつに食べるのもおすすめです。
アーモンド
アーモンドの糖質は100g10.8g、1粒に換算すると0.1g程度しか含まれていません。
代謝を良くする栄養素も豊富に含まれているため、ダイエットにはおすすめの食材です。
糖質制限食ジョイントの低糖質高カロリーの食材を使ったメニュー
糖質制限食ジョイントには、低糖質高カロリーの食材を使った、見た目にも豪華なメニューが用意されています。
主菜、副菜とセットになった、栄養バランスも抜群のおすすめのメニューをご紹介します。
厚揚げ肉豆腐
エネルギー | 糖質 | たんぱく質 | 食塩相当量 |
246kcal | 15.0g | 17.8g | 1.9g |
たんぱく質が豊富な厚揚げと肉を使った、食べごたえも十分なメニュー。
低糖質はもちろん、たんぱく質も多く含まれている大豆製品と肉は、糖質制限にはピッタリの食材です。
副菜として、だし巻き&小松菜のごま和え・竹輪とキャベツの柚子胡椒風味・人参のツナ和えが入り、野菜もたっぷりと摂取できます。
揚げ出し豆腐のえのきあん(ポークカレーの副菜)
エネルギー | 糖質 | たんぱく質 | 食塩相当量 |
264kcal | 14.9g | 16.3g | 1.6g |
栄養価が高い揚げ出し豆腐に、えのきのあんかけをトッピングしたメニュー。
シンプルな豆腐も、揚げ出しにすることでボリュームとコクが出る、幅広い料理に使える食材です。
主菜にはポークカレー、副菜として、こんにゃくの生姜煮・ピーマンのナムルが入り、食物繊維もたっぷりと摂れます。
厚揚げの大根の生姜あんかけ(さわらの西京焼きの副菜)
エネルギー | 糖質 | たんぱく質 | 食塩相当量 |
269kcal | 15.0g | 16.9g | 1.9g |
ボリュームがある厚揚げを使った、見た目も満足できるメニュー。
生姜の風味を生かしてさっぱりと仕上げることで、糖質をできる限り抑えた仕上がりになっています。
主菜には、サワラの西京焼き、副菜として、糸こんにゃくの金平・茄子の塩だれがらめが入り、和を活かしたさまざまな味が楽しめます。
まとめ
脂肪を効率良く燃やして太りにくい身体を作るためには、低糖質の食材を使った食事がおすすめ。
低糖質であれば、高カロリーの食品でも気にする必要はありません。
糖質制限食ジョイントには、低糖質高カロリーの食材を使った糖質制限におすすめのメニューが用意されています。
栄養バランスも考えて作られた、満足感があるジョイントの糖質制限食で、太りにくい身体作りを目指しましょう。
管理栄養士馬塲 耕造
1950年生まれ。国立循環器病研究センター 栄養管理室長、大阪刀根山医療センター 栄養管理室長、関西福祉科学大学 福祉栄養学科 客員教授。現在、優れた知見をもとに当社商品の監修と管理栄養士の指導を行い、お客様の栄養相談も行っている。